私の京指物 私の木工芸 嬉しかったこと 第6話

2018年4月14日木工ブックスPosted近藤太一 Taichi Kondo近藤太一 Taichi Kondo

普段は一人仕事場で黙々と目の前の仕事に向かい続ける僕たちの仕事ですが、時には催しなどで人前に出て実演販売などを行うこともあります。

何年も通う会場だと、以前にお買い上げ頂いたお客様から様々なご感想を聞くことが出来ます。

「以前買ったお箸が使いやすかったので、今日は家族分買いに来ました。」

「娘の結婚祝いに贈った寿司桶を使って孫娘のひな祭りのちらし寿司を作った。」

「桶のぐい呑を手に入れてから夫婦で晩酌するのが楽しみになった。」

 

など、実際に使った方の生活の中に僕らの作った木工品が根付き、大切にされている様子をお聞かせ頂けるのは何よりの喜びです。

桶は手入れをすれば長く使い続けることの出来るものなので、修理の依頼もあります。
以前に作った桶が手元に帰って来た時に愛用されている様が分かると本当に嬉しい気持ちになり
もっと長く使えるようにタガをキリッと締め直してお返しします。