私の京指物 私の木工芸 嬉しかったこと。 第2話

2017年8月8日木工ブックスPosted日野健 Takeshi Hino日野健 Takeshi Hino

うだるような暑さが続きますね
出雲からです。
私の工場の周りは、だだだーっと田んぼが広がっているようなところなので
暑いさなかでも田んぼに水が張られているような時期だと幾分涼しい風が吹いてきて
なんとかしのげるような今年の夏です。

さて、そんな暑さを吹き飛ばすようなハッピー話ですね

以前納めた家具が大事に育てられてその方の生活に馴染んでいっているのを目にする機会があると
月並みですが、この仕事をしていて本当にハッピーだなーって思っちゃいます。

とても印象に残っている一言があります。
ある町家にお住いのご夫婦からどうしても気になるところがあるから
直して欲しいと依頼があり、相談した結果、その部分を新調することになりました。
無事納めて、数ヶ月たったある日お会いする機会があったのでお話をしていると
「ある友人が初めてうちに遊びにきた時に、
ぐるりと家を見渡して『素敵なお家だね、、特にあれが。』と
新調した部分を指差していたわ」と嬉しそうに話され なんか人ごとのようにグッときてしまいました。

古き良きものをどう残して新しいものがどう馴染んでいくかせめぎ合いの中で出した答えに少し後押しされるような一言でした。

口に出されなくても木製品を大事に使われていることがわかるのもこの仕事をしていてよかったなと思うことの一つですね。

さて、次回 森地さん のハッピー話です!
宜しくお願いします。